DAPPER'S CLASSICAL COTTON/WOOL SWEAT CARDIGAN
カヲルです。
2020年、記念すべきオリンピックイヤーの1発目の商品紹介ブログは
こちらであります。
DAPPER'S
「CLASSICAL COTTON/WOOL SWEAT CARDIGAN」
¥34800+tax
まず、その値段に驚いた方が多いかと思います。
スウェットカーディガンで、34800円って・・・・・
と、半ば引き気味の方も多いのではなかろうかと思います。
しかし、そこには
確固たる理由が存在します。
その理由をお話し致しましょう。
まず、このスウェットの生地。
これは触ればすぐにわかるのですが、ブログは触れないので
説明だけになってしまいますが。
この表(表面)の生地。
これはなんと、ウール生地なのです。
そして、裏の生地はどうかというと・・・・・・・・・・・
裏生地はコットン。
そう。
表糸はウールを使い、
中糸(裏糸)はコットンを使った、
ハイブリッドな生地を使っているのです。
実際に、この生地というのはかなり珍しく、
ちょっと聞いただけでも作るのめんどくさそうな生地ですよね。
そうそう。
この生地は、ビンテージでもあるスウェット生地なのですが
状態の良き物が出てくれば、かなりのハイプライスになる代物であります。
そして、その2種類の繊維を混紡して作られた生地を
これまた更に、
2種類の染料で染めているという・・・・
これまたまたすごいめんどくさそうな染め。
この染めの技法を「二浴染め」というのであります。
着物などの染めにも使われている染めで
英語だと「TWO BATH DYING」という染め方。
酸性とアルカリ性の染色液を使い、
生地を浸し、
生地表面で化学反応を起こし、
色を固着させていくっていう染め技法なのですが、
ウールと、コットンの素材の違いで
染まり方が微妙に違うのであります。
見てみると、
という感じで、色の雰囲気もちょっと違うのがわかると思います。
実際に、あまり使われない染めであるので
これまた珍しいところ。
そして、ステッチは全て2本針で縫われています。
そして、ボタンは
ナットボタン。
しかも、ちょっと大型。
そして、そもそもの本体の形は
ビンテージのニット・カーディガンの形。
んで、このカフスのついているタイプは
これまたなかなか珍しい仕様(ビンテージでも。)。
スウェットガーディガンは多々あれども、
このスウェットカーディガンは、もはや究極形ではなかろうかと思います。
コットンの快適さを備え、
ウールの保温性も備え、
面白き染めもしてあるという、
まさに最高のカーディガン。
実際に、私は買って着ていますが
通常のスウェットカーディガンよりも、
確実に暖かい!
一般的に、そうそう何枚も持たないであろうスウェットカーディガンであるからこその
1枚は良き、最高のカーディガンを持っといて!
私のオススメ。
是非是非。