BUZZ RICKSONS TANKERS
カ・ヲ・ル・で・す。
ここ最近、秋冬物の入荷が始まったお話はしました。
というわけで、今回も秋物というよりは
完全な冬物の紹介。
バズリクソンズのタンカース。
ただのタンカースではありません。
今期のバズのカタログを見た人、
もう知っていると思います。
そう。
画像使うと怒られると困るので使いませんが、
あのブラッドピットの新作映画「FURY」で
ブラピさん扮するウォー・ダディー軍曹が着ているモデル。
その復刻のタンカースジャケット。
ジャンキーグループのブラピ、カヲルが着てみたぞ!
これです!
私が着ると、ブラピってより
ただのアジア人!
とりあえずは 一通り、全方向から見てみましょう。
こんな感じです。
ただでさえ、見た目普通な このタンカースジャケット。
なので、カスタムがあまり好きじゃないって人も
タンカースに、こんな感じのシンプルなカスタムならば
むしろ着てみたら良いと思われます。
というわけでして。
カスタムの具合を説明。
まずは左腕。
左腕は このパッチ。
上の△のは、第2機甲部隊章。
下のは、2等軍曹の階級章。
ウォー・ダディー軍曹が着ている、そのままの仕様。
右腕には、2等軍曹の階級章のみ。
この映画の舞台になっている年代は
このポケットを見たらわかります。
パッチポケット。
これはタンカースの中では、初期型と呼ばれるモデル。
この映画は、第二次世界大戦の最終月が舞台。
タンカース自体、短期の限定採用となったモデルなのです。
機甲部隊の冬服として作られたこのモデルは
第二次大戦のヨーロッパ戦線では
アメリカ軍の冬季装備不足の為、
機甲部隊(戦車乗り)だけでなく、
戦闘機のパイロット用のフライトジャケットとしても使われたモデルでもあるのです。
そして タンカースの大きな特徴でもある
背中のプリーツ。
狭い戦車の中で活動するため、
かがんだ状態でも動きやすいように
背中には、ミリタリージャケットの中でもトップクラスな深さの
プリーツが入ってます。
この背中。
こんな深いプリーツが入ってます。
どんぐらい深いかと言うと、
こんぐらい指が入ってしまうほど。
このジャケット自体、
着丈短め、幅広め って感じなので、
お世辞にもカッコ良いシルエット!ってわけじゃないのですが、
それがまた渋い。
そして、個人的に好きなタンカースのディティール。
この首のウールリブ。
このリブ、着込むと柔らかくなって雰囲気良くなります。
柔らかくなるまでは出来ないのですが、
着込むと
こんな感じで折って着てもカッコイイです。
ジャンキークラシックスでは、36、38、40、42の各1着づつの入荷なので
とりあえず蘊蓄(うんちく)知る前に、
何しろお店で着てみてください。
他のミリタリージャケットに比べると
ちょいと存在感の薄いジャケットですが、
このモデルを機会に
タンカースを見直す事が出来ると思います。
¥43000+消費税。
お早めに。
ところで、このブログ。
タンカースって変換すると、
いつも タンカー巣 って出てきて、
ちょっとめんどくさかったです。
どうでもいい話ですけど。